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2006年2月 1日 (水)

ラ行で始まる会社は2030年が危ない?!

 ロッキード社、リクルート社、ライブドア社。こう並べれば、誰でも世間を揺るがす大事件を起こした会社の名前とわかることであろう。ところでこの三社の事件に奇妙な暗合があることにはお気づきだろうか。

 まず一つは、ロッキード事件が起こったのは1976年、リクルート事件が起こったのは1988年、そしてライブドア事件が起こったのは2006年ということである。ロッキード事件からリクルート事件まで12年、リクルート事件からライブドア事件まで18年、どちらも6の倍数である。「それなら次の大事件は24年後の2030年だ!」と、ダミ声の某女占い師あたりが言い出したらどうなるだろうか。

 もう一つは、この三社は頭文字がどれもラ行である。これが果たして偶然であろうか。怪獣の名がガギグゲゴで始まるのには意味があると唱えて話題を呼んだ某女史なら、決して偶然だとは言うまい。『大事件を起こす会社の名はなぜラリルレロなのか』という本を出して、二匹目のドジョウを狙ったらどうなるだろうか。

 そうなったらこれを真に受けて、「ラ行で始まる会社は2030年に大事件を起こすかもしれないから、就職するのはやめよう」と思い込む学生が現れ、2030年が間近になると、ラ行で始まる会社に勤めている人の中には、「あの占い師もそろそろ大事件が起こると言っていた。転職しなきゃ!」と慌てふためく人が現れ、さらに「うちの会社の業績が振るわないのはラ行で始まっているからかもしれない。あの女史の言う通り会社名を変えて、『うちはラ行じゃないから事件を起こしません。安心です。』と宣伝しよう」と言い出す経営者が現れないとも限らない。

 こんなバカバカしい事態が出来しないことを祈りたいが、視聴率が上がれば、売れれば何でもよいとばかりにテレビも出版もいい加減な情報を垂れ流す現状では、あながち荒唐無稽な悪夢ともいえまい。ならば我々が教養を身につけ、判断力を養って自衛するしかない。文系・理系を問わず、学問はそのためにある。

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